神社とお寺のお払い(お祓い)はどう違う?

神社とお寺のお払いにはいくつかの違いがあります。
神社とお寺はお祓いの目的や方法が違う
まず、神社のお払いは「お祓い」と呼ばれ、主に悪いものを払い除くことを目的としています。
一方、お寺のお払いは「お経を読むこと」が中心となります。仏教の教えに基づいたお経が読まれることで、ご先祖様の供養や、罪穢れを清めることができるとされています。
また、お払いの方法にも違いがあります。神社のお祓いは、神職が神具を使って行い、参拝客がその場で参加することはありません。一方、お寺のお経は、参拝客が座って聞くことが一般的です。
さらに、神社とお寺でお払いの対象となるものに違いがあります。
なお、神社のお祓いは主に厄除けや除災などの祈願が目的とされ、家や車などの物品に対して行われることが多いのに対し、お寺のお経は、故人の供養や祈りが中心となります。
これらの違いから、神社とお寺でお払いの種類や方法、対象となるものが異なることがわかります。ただし、神社とお寺は密接な関係があり、時にはお祓いとお経が合わせて行われることもあるため、一概に区別することはできません。
神社で受けられるお祓いの種類
神社で受けられるお払いには、以下のような種類があります。
御祓い(おはらい)
祓いの儀式により、罪や穢れを清め、心身を浄化することを目的としています。祓いは、神社に参拝してお願いすることで、厄払いや病気平癒、家内安全などの願いを叶えるとされています。
祓串(はらいぐし)
祓串とは、木や竹などの材料で作られた細長い串で、神聖な力を持つとされています。祓いの儀式で使われることが多く、罪や穢れを払い清める力があるとされています。
祓水(はらいみず)
祓水とは、神社の祠や池などで採取された水で、祓いの儀式で使用されます。水は、穢れを吸収する力があるとされているため、神聖な力を持つ水である祓水は、身体や物品を浄化するために用いられます。
祈祷(きとう)
神社での祈祷は、神社の神職が特定の儀式を行い、参拝者の願いを神様に届けることを目的としています。祈祷には、個人的な願いを神様に伝えるものや、家族や仕事の安全や健康、学業成就などの祈りを行うものがあります。
以上のように、神社で受けられるお払いには様々な種類があり、それぞれの特徴や効果も異なっています。
神社とお寺、お祓いを受けるならどっち?

神社のお祓いは厄除けや徐災の意味が強く、お寺でのお祓いは故人の供養や祈りの意味が強いという話をしました。
つまり、お祓いを受けようと考えた際には、何か良くない事象の原因を取り除きたいのか、それとも故人を含めた霊を鎮め供養や祈りを捧げるのかによって、神社またはお寺のいずれかを決めて訪れる必要があるということです。
なお、前者の場合では神社でのお祓い、後者ではお寺でのお祓いが適切と思われますが、この点については、各家庭の宗派や考え方によりますので、一概にどちらが良いとはいえません。
ご家族がいる方でお祓いを受けたいとお考えなら、ご家族の意見も仰ぎ、神社またはお寺を訪れると良いでしょう。
神社でお祓いを受ける際の注意点

神社でお祓いを受ける際には、以下のような注意点があります。
礼儀を守る
神社では、手水舎で手や口を清めるなど、お祓いを受ける前に正しい礼儀を守ることが大切です。また、お祓いを受ける際には、神社の神職に対して敬意を持ち、丁寧な言葉遣いを心がけましょう。
神社での作法については、知っていると神社が楽しくなる!【お参りの作法】でもご紹介していますので、こちらもあわせてご覧ください。
予約が必要な場合がある
神社によっては、お祓いを受けるためには事前に予約が必要な場合がありますので、事前に確認しておくことが大切です。
予約なしでいきなり訪れてしまうと、お祓いが受けられず残念な気持ちになることがありますので十分に注意しましょう。
持ち物に注意する
神社でお祓いを受ける際には、特に持ち物に注意が必要です。
というのは、神社によっては、お守りやお札を持っているとお祓いができない場合があるからです。
また、写真やビデオ撮影が禁止されている場合もありますので、事前に確認しておきましょう。
周りの人に配慮する
神社では、参拝者同士が共に神聖な場にいるため、周りの人に配慮し、静かに落ち着いてお祓いを受けるようにしなければなりません。
特に小さなお子さん連れの場合では、周囲への配慮にも十分に配慮する必要があるでしょう。
心身ともに清める
神社でお祓いを受ける際には、心身ともに清めることが大切です。お祓いを受ける前に、心を整えるために深呼吸や瞑想をするというのもおすすめできる方法でしょう。
以上が、神社でお祓いを受ける際の注意点です。神社によっては、独自のルールやマナーがある場合がありますので、事前に確認しておくことが大切です。
【東京でお祓いを受けられる神社】
・明治神宮
住所: 渋谷区代々木神園町1-1
アクセス: 各線「原宿・明治神宮前駅」徒歩1分、小田急線「参宮橋駅」徒歩3分、各線「代々木駅」徒歩5分、副都心線「北参道駅」徒歩5分
公式HP:明治神宮
・神田明神
住所: 千代田区外神田2-16-2
アクセス: 各線「御茶ノ水駅」徒歩5分、東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」徒歩5分、東京メトロ銀座線「末広町駅」徒歩5分、各線「秋葉原駅」徒歩7分、都バス「神田明神」バス停徒歩1分
公式HP:神田明神
・日枝神社
住所: 千代田区永田町2-10-5
アクセス: 東京メトロ千代田線「赤坂駅」(出口2)徒歩3分、東京メトロ南北線・銀座線「溜池山王駅」(出口7)徒歩3分、東京メトロ丸の内線「赤坂見附駅」(出口11)徒歩8分
公式HP:日枝神社
・小網神社
住所: 中央区日本橋小網町16-23
アクセス: 東京メトロ日比谷線「人形町駅」徒歩5分、都営地下鉄都営浅草線「人形町駅」徒歩7分、東京メトロ半蔵門線「水天宮前駅」徒歩10分、東京メトロ東西線「茅場町駅」徒歩15分
公式HP:小網神社
・阿佐ヶ谷神明宮
住所: 東京都杉並区阿佐谷北1-25-5
アクセス: JR「阿佐ヶ谷」駅北口より徒歩2分
公式HP:阿佐ヶ谷神明宮
・大國魂神社
住所: 東京都府中市宮町3-1
アクセス: 京王線「府中」駅より徒歩5分、JR武蔵野線・南武線「府中本町」駅より徒歩5分
公式HP:大國魂神社
・田無神社
住所: 東京都西東京市田無町3丁目7-4
アクセス: 西武新宿線「田無」駅北口より徒歩6分、JR中央線「武蔵境駅」北口バス停留所より、ひばりヶ丘駅行きに乗車(所要時間約16分)、「田無駅」バス停下車徒歩6分、西武池袋線「ひばりヶ丘駅」バス停留所より、武蔵境駅行き/田無駅行きに乗車(所要時間約16分)、「田無駅」バス停下車徒歩6分、JR中央線「吉祥寺駅」バス停留所より、花小金井行きに乗車(所要時間約20分〜30分)、「田無3丁目」バス停下車徒歩1分、JR中央線「三鷹駅」バス停留所より、田無橋場行きに乗車(所要時間約20分〜30分)、「田無3丁目」バス停下車徒歩1分
公式HP:田無神社


