こちらのページでは、本サイトでご紹介している日本の神様についてご紹介しています。なお、古事記や日本書紀などの文献によって解釈や表現が異なるため、すべての情報が一致するものではありません。
こちらでご紹介している神様の情報については、あくまでも参考として捉えておいてください。
あ行
吾勝尊(あかつのみこと)
天照大神の子供で、天忍穂耳尊(あまのおしほみみのみこと)という別名を持つ神様です。
稲穂の実りを司ることから、五穀豊穣のこれ利益をいただけるといわれていますが、その一方で勝運のご利益もいただけるとされています。
味鋤高彦根神(あじすきたかひこねのかみ)
大国主命(おおおくにぬしのみこと)を父親に持ち、大変美しい容姿をした男神です。
「鋤」は農業に欠かせない道具であることから、もともとは農業の神様とされていましたが、雷をイメージさせる一面もあることから、雷神さまという見方もあるようです。
熱田大神(あつたのおおかみ)
熱田大神は、日本神話に登場する神様で、熱田神宮の主祭神です。熱田神宮は、愛知県名古屋市にある、古くからの重要な神社のひとつになっています。
なお、熱田大神は天照大神と同神という説もあります。
敦実親王(あつみしんのう)
宇多天皇の第8皇子。勝負運上昇、家内安全、商売繁盛、五穀豊穣などのご利益をいただけるとされています。
天照大神 (あまてらすおおかみ)
皇室の祖先、日本の総氏神として知られている女性の神様です。伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)を父に、伊邪那美大神(いざなみのおおかみ)を母に持つ天照大神には、須佐之男大神(すさのおのみこと)という弟がおり、きょうだい仲はあまりよろしくなかったようです。
そして、弟とのいざこざに疲れ果てた天照大神は、とうとう天岩屋戸に閉じこもってしまいます。しかし、太陽の神である天照大神が天岩屋戸に閉じこもってしまったことで世の中は太陽の光を失い、あたりは真っ暗になってしまいます。
これに困った神々たちは天岩屋戸の前で宴を行い、天照大神が天岩屋戸から顔をのぞかせたところで表に連れ出し、世の中には太陽の光と平和が戻りました。これが有名な「岩戸伝説」です。
天神地祇(あまつかみくにつかみ)
天にいる神々や高天原から天降った神々を指す天津神(あまつかみ)と、国土の神あるいは国津神(くにつかみ)である地祇を合わせた神様の呼び名です。
天津神大龍神(あまつかみだいりゅうじん)
天津神大龍神宮の主祭神で、一般に知られている水龍や蛇神とは異なり、それらの神々の上位の龍神、光り輝く大龍神として君臨している神様です。
天上界と人間の世界を繋いで廻り、天上の大神たちのお力を私たちに届けてくださるといわれています。
天津日子根命(あまつひこねのみこと)
天照大神(あまてらすおおみかみ)素戔嗚尊(すさのおのみこと)が約束を取り交わす際に誕生したとされる五男神のうちの一神です。
天湯津彦命(あまのゆつひこのみこと)
邇芸速日命(にぎはやひのみこと)が天磐船(あめのいわふね)で河内国河上の哮峰(いかるがのみね)に天降りした際に、邇芸速日命に従い降臨された神様で、比止禰命の御祖神と伝えられています。
天五田根命 (あめのいたねのみこと)
饒速日命の孫神で、天香山命の御子神。水の神、葦原中国の水質を改善した神とされています。
天忍穂耳尊(あめのおしほみみのみこと)
天照大神(あまてらすおおみかみ)素戔嗚尊(すさのおのみこと)が約束を取り交わす際に誕生したとされる五男神のうちの一神です。葦原中国(あしはらのなかつくに)へ天下るはずでしたが、子供の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)に譲ったとされています。
天之鈿女命(あめのうずめのみこと)
日本神話に登場する女神で、芸能を司るとされています。日本最古の踊り子であり、日本の芸能の祖神とされています。
この神様には、技芸銃達也縁結びのご利益をいだたけるといわれています。
天香語山命(あめのかごやまのみこと)
日本神話に登場する天照大神の孫にあたる神様で、神武天皇を救ったとされています。
天兒屋根命(あめのこやねのかみ)
岩戸伝説に登場する神様で、天野岩戸の前で祝詞を唱え、天照大神を外に誘強い出したとされています。この神様には、出世開運のご利益があるとされています。
天常立尊(あめのとこたちのみこと)
宇宙を司る神といわれ、古事記によると、高天原に最初に登場した神様とされていますが、すぐにどこかに数田を隠してい待ったといわれています。
五穀豊穣や産業振興、交通安全のご利益があるとされています。
なお、この神様は神話に一切登場しないことから、ミステリアスな神様だといえるでしょう。
天日鷲命(あめのひわしのみこと)
天照大神が天岩屋戸閉じこもったときにその前で宴を興じた神様の一人で、天日鷲命が楽器を奏でるとその弦の先に一羽の鷲が止まったのだそうです。
その後無事に天照大神を天岩屋戸から連れ出すことに成功するわけですが、宴の際に現われた鷲は吉祥を表す鳥とされ、これが天日鷲命の命名の由来となったようです。
天日鷲命はお酉さまとしても知られ、豊漁や商工業反映、開運、開拓の神様として日本全国の神社にお祀りされています。
天太玉命(あめのふとだまのみこと)
「岩戸伝説」と関りがある神様で、天照大神が天岩戸に閉じこもった際に洞窟の前で占いを行いました。占いが終わると、今度は神々による宴が始まります。その賑やかな宴の様子を不思議に思った天照大神が天岩戸から顔を覗かせた際、あらかじめ用意しておいた注連縄で岩戸をふさぎ、太陽の光がふたたび戻ったといいいます。
天穂日命(あめのほひのみこと)
天照大神の次男で、その誕生には面白いエピソードがあります。
天照大神の弟、須佐之男大神は父親の「海を統治しろ」という言いつけを聞き入れず、亡き母・伊邪那美大神を思って泣きわめくばかり。
そのようなことをしていたものだから、とうとう父親から追放され、ますます海は荒れ放題になってしまいました。
そして、須佐之男大神は亡き母がいるという天界を訪れる決心をしたのですが、その前に、姉の天照大神に最後のあいさつをしようと、姉の元を訪れました。しかし、天照大神は弟の話を信じません。
というのは、弟が大きな物音をたてながら近づいてきたため、天照大神が守る高天原を奪いにきたと勘違いしてしまったからです。
そこで須佐之男大神が持ちかけたのが、新たな神の誕生で誓約をかわそうというものでした。天照大神はこれを聞き入れ、天照大神が持っていた八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)と、須佐之男大神が持っていた十握剣を交換して神聖な水に浸したところ、八尺瓊勾玉からは天穂日命を含む5柱の神様が誕生してきました。
一方の十握剣からは美しい3柱の女神たちが誕生してきて、女性の神様が誕生してきたことから、姉の高天原を奪う気ではなかったことが証明されたのです。
しかし須佐之男大神は、無事にたどり着いた天界でもわがままの虫を抑えきれず、これに激怒した天照大神は天岩屋戸へ閉じこもってしまったというわけです。
つまり、このいきさつがなければ天照大神が天岩屋戸へ閉じこもることもなく、太陽の光から閉ざされることもなかったということですね。
天穂日命は農耕や稲穂の神様としてお祀りされています。
天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
天照大神は日本の最高峰に君臨している神様ですが、天之御中主神のスケールは更に大きく、宇宙の中心をつかさどる神様といわれています。
なお、古事記では天之御中主神、高御産巣日神(たかみむすひのかみ)、神産巣日神(かみむすひのかみ)が造化三神(ぞうかさんしん)と記述されており、最初に出現した神と考えられています。
ところが残念なことに、天之御中主神に関する記述はほとんどなく、詳細について確認できないのが現状なのです。
しかしながら、宇宙の最高神ということから、安産や招福、開運、学業上達、技術向上、厄除け、長寿など、あらゆるご利益があるとされています。
安閑天皇(あんかんてんのう)
第27代天皇で、優れた容姿と武威に長けていたといわれています。また、寛容な性格で、凶作に備えて穀物を備蓄する倉庫を作ったという、大変国民思いな天皇として知られています。
活津日子根命(いくつひこねのみこと)
天照大神(あまてらすおおみかみ)素戔嗚尊(すさのおのみこと)が約束を取り交わす際に誕生したとされる五男神のうちの一神です。
生産霊神(いくむすびのかみ)
ものの成長や子供の成長を守護するかみさまです。
五十狭芹彦命(いさぜりひこのみこと)
孝霊天皇の皇子で、別名は吉備津彦命(きびつなひこのみこと)といいます。
崇神(すじん)天皇の10年四道(しどう)将軍の1人で、西道(現在の山陽道)に派遣され、吉備国を平定したとされています。
伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)・伊邪那美大神(いざなみのおおかみ)
伊邪那岐大神は天照大神や須佐之男大神の父親、伊邪那美大神は母親で、ともに日本の国土を造った神様とされています。つまり、日本の”生みの親”だということですね。
この夫婦の神様は、日本の本土や島々を月々につくり出すだけでなく、人間も次々に誕生させていました。
そして、自分たちがつくり出した人間を守るべく、あらゆる神様も世に送り出すことになるのですが、火の神である火産霊神(ほむすびのかみ)を生み出した際に伊邪那美大神が大やけどを負い、それが致命傷となって命を落としてしまいました。
しかし、妻への思いを断ち切れない父親の伊邪那岐大神は我が子・火生まれに憎悪を抱き、ついには十拳剣で殺してしまうという悲劇が起こります。
しかし、物語はここで終わらず、伊邪那美大神のご遺体からは新たな神様が次々に誕生することになるのです。
石鎚大神(いしづちのおおかみ)
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊邪那美尊(いざなみのみこと)の間に2番目に誕生した男神で、家内安全や厄除開運、病気平癒のご利益があるとされています。
石鎚大権現(いしづちだいごんげん)
霊山・石鎚山の神様が借りのお姿として現れたとされるのが、石鎚大権現です。
五十猛命(いたけるのみこと)
須佐之男命の子供にあたる神様で、樹木や自然保護の神様として知られています。
日本武尊とともに朝鮮に渡って植物の種を持ち帰り、日本国土に撒くことが日本の五穀豊穣につながったと伝えられています。
市杵嶋姫命(いちきしまひめ)
須佐之男大神を父親に持つ女性の神様で、姉の天照大神と誓約を交わす際に誕生してきた女性の神様のうちの1柱です。
なお、他の2柱の女神は多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)と田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)で、市杵嶋姫命とあわせて宗像三女神と呼ばれています。
市杵嶋姫命は水の神ですが、のちに弁財天と同一視されるようになり、安産や子宝、商売繁盛金運向上、技芸上達、芸能の神様としてのご利益もあるとされています。
また、絶世の美女ということから、美容のご利益も期待できるといわれています。
なお、この神様には多数の別名があるため混同しやすい可能性がありますが、宗像三女神のうちの1柱と覚えておけば混同せずにすむでしょう。
別名は狭依毘賣命(さよりびめのみこと)。
五男神(いつはしらのひこがみ)
「天忍穂耳尊(あめのおしほみみのみこと)」、「天穂日尊(あめのほひのみこと)」、「天津彦根尊(あまつひこねのみこと)」、「活津彦根尊(いくつひこねのみこと)」、「熊津樟日尊(くまつくすびのみこと)」の5柱の総称。
飯縄権現(いづなごんげん)
信濃国上水内郡(現在の長野県)にある飯鋼山の山岳信仰が発祥といわれ、飯縄大明神として信仰されるようになったのだそうです。
また、この神様は大天狗としても知られており、背後には炎、利剣を携えて白馬にまたがった姿で描写されることが多いという特徴があります。
実はその昔、長野県地方で大飢饉が起こった際、大天狗が飯鋼山で採れた飯鋼(別名・テングノムギメシ・この地方に生息している微生物の塊)を全国の民に配り、大飢饉をしのいだという伝説が残っているのです。
天狗というとあまり良いイメージがないかもしれませんが、上記の伝説の通り飯縄権現は人間に善をもたらす天狗様としてお祀りされています。
稲荷大神(いなりおおかみ)
狩猟民の間では、古くからや狼を紙の使いとして崇めていましたが、やがて狼は山へ追いやられ、その代わりとして里に住む狐が髪の使いとして崇められるようになりました。
また、稲荷というのは稲の豊作を意味し、神の使いである狐が稲荷神社にお祀りされるようになったのです。
五穀豊穣、商売繁盛、家内安全、身体健全、良縁、安産、無病息災、など、人間の幸せを司るご利益をいただけるとされています。
五十瓊敷入彦命(いにしきいりひこのみこと)
天津神(あまつかみ)の一柱であり、高天原(たかまがはら)に住む神々の中でも高貴な存在とされています。また、稲荷(いなり)大神の父親であり、農業の神としては大変重要な役割を担っています。
五十瓊敷入彦命は、日本の農耕文化の発展に深く関わっている神様であり、田畑の神として崇められ、農業の豊穣をもたらす神として信仰されてきました。
岩村通俊命(いわむらみちとしのみこと)
元・土佐高知藩士で、維新後には北海道の開拓に関わったとされています。
書を代北海道庁長官、第1次山県内閣の農商務相を務めました。
宇賀神(うがじん、うかのかみ(銭洗い弁天))
全国各地の神社にお祀りされているにもかかわらず、人の頭と蛇の身体を持っていたり、顔は老翁だったり女性だったりと、あらゆる点で非常にミステリアスな神様です。
このように不思議なお姿となっているのは神道系の神様の合体である「習合神」といわれ、もともとはインドの仏像に由来しているのではないかと考えられています。
現在では弁財天と同一視されることがありますが、神様の集合体ということから、食物や農耕、幸運、知恵、金運の神様としてお祀りされています。
倉稲魂神(うがのみたまのかみ)
古事記などの文献では性別の明確な記載がありませんが、古くから女性の神様とされています。
この神様は稲荷神社の太宰神として知られ、五穀豊穣や農耕、商売繁盛、健康、技芸・芸能上達、金運向上など、幅広いご利益があるとされています。
この神様は須佐之男大神(すさのおのみこと)と神大市比売(かむおおいちひめ)を両親に持ち、宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)、倉稲魂大神(うかのみたまのおおかみ)、倉稲魂命(うかのみたまのみこと)と呼ばれることもあります。
保食神(うけもちのかみ)
日本書紀に登場する神様で、食物を司ります。
開運招福、農業守護、航海安全、厄除、子宝、安産、家内安全などのご利益があるとされています。
宇佐若宮下照姫大神(うさわかみやしもてるひめのおおかみ)
大国主命の子供とされる女神で、大変美しい容姿をしていたとされています。この神様からは、安産や縁結びのご利益をいただけます。
宇摩志麻遅命(うましまじのみこと)
物部氏、穂積氏、采女氏らの祖とされ、文武両道を司る神様です。
恵比寿大神(えびすのおおかみ)
七福神のまの中の1柱とされる神様で、”えびすさま”などの呼び名でも知られています。実は、この神様には「戎様」「蛭子様」「恵比須様」「恵美須様」といった呼び方もあり、由来に関しても諸説が存在しています。
こちらでは詳細についてはお伝えしませんが、いずれの呼び方であっても、現在では通称”えびすさま”とされ、五穀豊穣、大漁、商売繁盛、海上安全、開運、学業成就など、幅広いご利益があるといわれています。
役小角(えんのおづぬ)
634年に生を受けて701年に没した男性で、幼少期から呪術を使い、神々からも恐れられていた存在だったようです。634年の日本国は飛鳥自体を迎えていましたので、最初の神の誕生からかなりの時を経て誕生した人物ということになります。
役小角は※修験道の開祖ともいわれていますが、その人物像については各文献によって見解が異なり、諸説が存在しています。
なお、修験道の開祖ということから、修験者からは神変大菩薩とされ、厚く信仰されています。
※山籠りで行う厳しい修行のこと。この業を行う人は修験者(山伏)と呼ばれる。
大雷大神(おおいかづちのおおかみ)
伊邪那美大神(いざなみのおおかみ)が出産で亡くなった際、その亡骸の頭部または首から誕生したとされる雷神様で、五穀豊穣など、農業に関するご利益があるとされています。
大江広元公(おおえのひろもとこう)
京都の公家から源頼朝の側近となった人物で、毛利家の始祖として知られています。
意冨加牟都美命(おおかむづみのみこと)
日本神話に登場する神です。古事記では、伊邪那岐命(イザナギノミコト)が黄泉の国から逃げる際に、追手である黄泉醜女(ヨモツシコメ)を退けるために投げつけた桃の実が、神名の由来とされています。
大吉備津日子命(おおきびつひこのみこと)
日本昔話「桃太郎」のモデルになったといわれる神様で、四道将軍の1人。
281歳まで生きたとされることから、延命長寿や病気平癒のご利益があるとされています。
また、五穀豊穣や産業興隆、子育てなどのご利益もあるといわれています。
大食都比売大神(おおげつひめのおおかみ)
古事記に登場する女神で、食べ物を司ります。
この神様は素戔嗚尊(すさのおのみこと)に殺されてしまいますが、その亡骸からはカイコと五穀が生じたといわれています。
食に関するご利益をいただける神様です。
太田神(おおたのかみ)
猿田彦命の子孫とされていますが、猿田彦命の別名とする説もあります。
倭姫命が天照大神を奉じて伊勢に渡った際に、五十鈴川上を示したとされています。
大年神(おおとしがみ)
一般的に「お正月様」と呼ばれる神様で、豊作を司るといわれています。また、大年神様の伝説は日本全国にあり、大年神様をお祀りして新年を迎えることが、その年の五穀豊穣につながると伝えられています。
男大迹天皇(おおとのすめらみこと)
第二十六代天皇で、応神天皇の五世の孫にあたります。
第15代天皇で、仁徳天皇を父親に持ち、現在では”八幡様”としてよく知られています。
なお、日本書紀では誉田別専(ほむたわけのみこと)と記されていますが、古事記では大鞆和気命(おおともわけのみこと)や品陀和気命(ほんだわけのみこと)と記されています。
当時の政権を握っていた原氏が信仰していたことから軍事の神様として知れ渡るようになり、現在では勝利や出世の神様として日本全国の八幡神社にお祀りされています。
大宇宙大和神(おおとのちおおかみ)
人類の起源といわれている神様で、万物の祖神様といわれています。
大己貴大神(おおなむちのおおかみ)
「おおあなむち」と呼ばれることもあり、のちに大国主命(おおくにぬしのみこと)と改名されたと伝えられています。
大国主命には兄神たちがいて、あるとき隣の因幡の美しい八上姫に求婚をするため、因幡に向かっていました。
すると、その途中でワニザメを騙して毛をむしり取られた白兎に出会うのですが、兄神たちは面白半分に「海水で身体を洗うと良い」と白兎に言い、それを実行した白兎はますます状態が酷くなってしまいました。
そのあと、兄神たちの重い荷物を背負った大国主命が白兎と出会いますが、白兎の酷い状態を目の当たりにした大国主命は、「河口で身体を洗い、ガマの穂をつけなさい」と言いました。
白兎がこれを実行すると、みるみる状態が良くなり、白兎は大国主命にこう言ったそうです。
「意地悪な兄神は八上神を妃にすることはできません」
そして白兎は、自らが伝令の神となって八上神の元へ駆けつけ、大国主命と八上神と大国主命の仲を取り持ったといいます。
これが有名な「因幡の白兎」伝説です。
この神様は出雲大社の御祭神として知られ、縁結び、夫婦和合、病気平癒、商売繁盛、五穀豊穣、産業開発、交通や航海守護などのご利益があるとされています。
大幡主命(おおはたぬしのみこと)
別名「大若子命(おおわくごのみこと)」といい、天照大御神が伊勢の神宮に御鎮座されるまで倭姫命に仕え、越国こしのくに(現在の北陸地方)の凶賊きょうぞくである「阿彦あびこ」を平定して、この地に平穏をもたらされたとされる神様です。
悪いものを退治したことから、悪いものを祓う神様としておまつりされています。
大彦命(おおびこのみこと)
大毘古命という文字であらわされることもある神様で、第8代天皇・孝元天皇の第1子です。
この神様は、崇神天皇の命によって四道将軍として北陸に赴く際に身内の謀反を知り、討ち取ったのちに北陸に出発したとされています。
大麻等能豆神(おおまとのづのかみ)
オオは尊称、マトとは「神様からの啓示」を意味し占いや弓道のマトに通じ、「天象」つまり神様のお心を指し示してくださる神様です。
大物主大神(おおものぬしのおおかみ)
「大物主大神」とは、古代日本の神話に登場する神様で、天孫族の祖神であるとされています。
大物主大神は、日本神話の中で、天照大御神と素戔嗚尊の争いが原因で天孫降臨の計画が破綻しかけた時、天孫族の先祖である神々が、天孫族を救うために降臨してきたとされています。大和の国で降臨した際、大和建国の基礎を作り、その後、出雲の国に降臨した際には、出雲地方の豊かな神々と合体することで、日本全体の平和と安定をもたらすことができたとされています。
大物主大神は、海や漁業、商業、農業、狩猟などの神様として信仰されており、多くの地域に祀られています。また、日本の神話に登場する神様の中でも、特に高位の神様とされ、日本の神道においても重要な存在とされています。
大宮能売命(おおみやめのみこと)
天照皇大神の侍女として仕えた巫女とされ、のちに神格化されてからは、商売繁盛や接客の神様としてお祀りされたといわれています。また、商売繁盛や農業守護、家内和合、病気平癒、厄除開運のご利益もいただけるとされています。
大山咋命(おおやまくいのかみ)
大山咋命(おおやまくいのかみ)の「くい」は杭を意味し、「杭を打つ神様」で知られています。大きな山に杭を打つ神様、つまり、大きな山を所有する神様という意味を持つ神様だということですね。
農業守護や厄除け、家計繁栄等のご利益をいただけるとされています。
大山祇神(おおやまづみのかみ)
天照大神の兄で、日本全国の山の神として全国各地の神社にお祀りされています。この神様の娘には石長比売(いわながひめ)と木花開耶(このはなのさくやびめ)などがいて、石長比売は浅間山、木花開耶は富士山の神様として知られています。
大山祇神は、農林や山林、鉱山業、漁業、航海、商工業のご利益のほか、商売繁盛、合格祈願、家庭平安、安産、厄除けなどのご利益もあるとされています。
大市姫大神(おおいちひめのおおかみ)
大山祇神の娘で、須佐之男命の妻の一人です。
この神様は神大市比売と称されることが多く、農耕や食料の神様として知られています。
また、神大市と記されることがあることから、市場の守護神としてお祀りされていることも多いようです。
大御膳神(おおみけつかみ)
五穀をはじめ、食物全体を司る神様です。
気長足姫命(おきながたらしひめのみこと)
仲哀天皇の后で、神功皇后として知られています。聖母神や武芸の神様とされ、安産や子育て、学業祈願・成就、厄除け、家内安全、開運招福などご利益があるといわれています。
御年神(おんとしがみ)
大年神を父親に持つ神様で、五穀豊穣を司るといわれています。大年神と同様の来訪神ですので、年神様と同様の神様と考えておいて問題はないでしょう。
忍熊王(おしくまのみこ)
忍熊皇子とも呼ばれる皇族で、第14代仲哀天皇と大中姫(おおなかつひめ)との間に生まれた皇子とされています。なお、こちらのサイトでご紹介している福井県の「劔神社」にはこの神様がお祀りされています。
お松大明神(おまつだいみょうじん)・お玉大明神(おたまだいみょうじん)
美人に化けるのが得意な雌狸。現在では、全国の神社に大明神としてお祀りされています。
淤美豆奴命(おみずぬのみこと)
島根半島を造成(国引き)した神様で、「出雲」や「島根」の名づけをされたとされています。
別名は八束水臣津努命(やつかみずおみづぬのみこと)。
か行
勝村大神(かつむらのおおかみ)・勝頼大神(かつよりのおおかみ)
神功皇后が三韓遠征の際、宮地嶽に立ち寄り天つ神に祈願をしてから船出をしました。
そして凱旋では、勝村大神、勝頼大神の両名が神功皇后に仕えていました。
これが起源となり、神功皇后、勝村大神、勝頼大神をあわせて宮地巌三神と呼びます。
これら3柱の神様は、福岡の宮地嶽神社にお祀りされています。
金蛇大神(かなへびのおおかみ)
宮城県の金蛇水神社の池に棲んでいる水の女神です。龍や蛇は古くから水神様の化身とされ、財運や金運アップ、生命力アップなどのご利益をいただけるとされています。
此方の神社には、弁財天様もお祀りされています。
金山彦神(かなやまひこのかみ)
伊邪那美大神(いざなみのおおかみ)が火之加具土神(ひのかぐつちのかみ)を生んで大やけどを負って嘔吐した際、その吐しゃ物から誕生した一人が金山彦神(かなやまひこ)だといわれています。
吐しゃ物の見た目が溶けた鉱物に似ていることから、そこから誕生した金山彦神を鉱物の神様としてお祀りされています。
また、鉱石採掘の神様としても知られており、金運向上のご利益をいただけるといわれています。
金山姫神(かなやまひめのかみ)
伊邪那美命が火之迦具土神を出産後に病に倒れた際、その嘔吐物から誕生した神様です。
金山彦命と同時に誕生したことから、金山彦命と同様のご利益があるとされています。
鹿屋野比売命(かのやのひめのかみ)
伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)と伊邪那美大神(いざなみのおおかみ)の間に誕生した女性の神様で、草を司るといわれています。草を司ることから、日本家屋に使用される萱と深い関りがあるとされています。
この神様には、厄払いや五穀豊穣、家屋守護のご利益があるといわれています。
神産巣日神(かみむすひのかみ))
古事記では天之御中主神、高御産巣日神(たかみむすひのかみ)、神産巣日神(かみむすひのかみ)が造化三神(ぞうかさんしん)と記述されています。
造化三神とはこの世に誕生した最初の神様で、のちに誕生してくる2柱の神様と合わせた5柱の神様で別天つ神(ことあまつかみ)と呼ばれています。
別天つ神はすべて独神(ひとりがみ)で性別の区別がない神様とされていますが、高御産巣日神が男神の属性、神産巣日神が女神の属性を持つことから、男女対の神様とされているようです。
この神様には、豊作、厄除け、開運招福、縁結びのご利益があるとされています。
神漏岐命(かむろぎのみこと)・神漏美命(かむろみのみこと)
熊本県・幣立神宮(へいたてじんぐう)にお祀りされている神様で、地上の人間たちの平和を願い、火の玉に姿を変えて地上に降臨したと伝えられています。
桓武天皇(かんむてんのう)
第50代の天皇で、737年、光仁天皇の第一皇子として生まれ、781年に天皇に即位しました。奈良時代・仏教政治の中、僧侶の不正取り締まりや、最澄や空海の説く新仏教を保護したことで知られています。
神日本磐余彦尊(かんやまといわれひこのみこと)
日本書紀で神日本磐余彦尊(かんやまといわれひこのみこと)と記され、のちに日本初代の神武天皇となった神様です。
なお、同文献では、彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)、始馭天下之天皇(はつくにしらすすめらみこと)、若御毛沼命(わかみけぬのみこと)、狹野尊(さののみこと)としても証されています。
神武東征で勝利を勝ち取ったことから軍神とされていますが、農業や海の神としての一面も持ち合わせています。
行勝上人(ぎょうしょうしょうにん)
鎌倉時代に存在した真言宗の僧侶で、気比神宮から大食都比売大神を、厳島神社から市杵島比売大神を勧請したといわれています。
行満大明神(ぎょうまんだいみょうじん)
猿田彦大神の末裔(まつえい)とされる神様で、修験道の開祖とされています。
句句迺馳命(くくのちのみこと)
伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)と伊邪那美大神(いざなみのおおかみ)の間に誕生した木を司る男性の神様です。豊受姫命(とようけびめのみこと)とともに屋船神と称されています。木を司ることから、山林業のご利益があるとされています。
菊理比売命(くくりひめのみこと)
日本書記に登場する女神で、伊弉諾大神(いざなみのおおかみ)と伊邪那美大神(いざなみのおおかみ)が黄泉の国で別れる際、その中を取り持ったとされています。
そのことから、男女の仲を取り持つ、事業の成功や商談成立のご利益をいただけるといわれています。
櫛稲田姫命(くしいなだひめのみこと)
櫛稲田姫命は日本神話に登場する女神で、農耕・織物・鍛冶などの神として知られています。この神様は大国主命の娘で、天照大神の異母姉妹にあたります。また、この神様は出雲大社の祭神の1人でもあります。
櫛稲田姫命は、稲荷神社や神社本庁によって、「商売繁盛の神様」とされています。また、彼女は縁結びの神様としても信仰されており、縁結びの神社には必ずと言っていいほど祀られています。彼女はまた、日本神話の中でも特に美しい女神の1人とされ、多くの人々に愛されています。
九頭竜弁財天大神(くずりゅうべんざいてんのおおかみ)
諸龍神の上位に位置する神様で、奇跡をもって無限に人を救うとされています。
熊野坐大神(くまぬにますおおかみ)
熊野大神や熊野権現とも呼ばれることがある神様で、熊野三山の主祭神を1神としてこう呼びます。
國狭槌尊(くにさづちのみこと)
日本書紀に登場する神様で、天地が開かれたのちにはほぼ登場していません。地球全体を守る神様とされていますが、特に山を守るパワーが強いということから、五穀豊穣のご利益をいただける神様として知られています。
国常立尊(くにのとこたちのみこと)
日本書紀や古事記、日本神話によって解釈が異なる神様で、呼び名も複数存在しています。国常立尊は日本書紀における呼び名で、国の存続を司る神様とされています。
熊野久須毘賣命(くまぬくすびのみこと)
天照大神(あまてらすおおみかみ)素戔嗚尊(すさのおのみこと)が約束を取り交わす際に誕生したとされる五男神のうちの一神です。
熊野十二所権現(くまのじゅうにしょごんげん)
熊野十二所権現は、三所権現、五所王子、四所明神で構成されています。
三所権現:阿弥陀如来(本宮)、千手観音(那智)、薬師如来(新宮)
五所王子:小守の宮、児の宮、聖の宮、禅師の宮、若王子
四所明神:一万の宮または十万の宮、勧請十五所、飛行夜叉、米持金剛童子
熊野神社や十二所神社は日本全国に約3,000社あります。また、熊野十二所権現は、※本地垂迹思想(ほんじすいじゃくせつ)に基づいて権現と呼ばれています。
※仏教と神道の関係を説明する「神仏習合」の思想を説いたもの。この思想においては、神は仏の仮の姿だと考えられています。
闇龗神(くらおがみ)
「くら」は谷、「おかみ」は龍神をそれぞれ意味し、高龗神(たかおがみ)とともに水を掴申神様としてお祀りされています。
伊弉諾大神(いざなみのおおかみ)が火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)の首を切り落とした際に流れ出た血液から誕生したとされています。
黒田清隆命(くろだきよたかのみこと)
幕末期の鹿児島藩士。坂本竜馬らとともに薩長同盟の設立に尽力した人物として知られています。
また、1870年からは、北海道の開拓を指揮するとともに、政府首脳として活躍したとされています。
家都御子神(けつみこのかみ)
熊野本宮大社の御祭神とされ、樹木を支配する神様だといわれています。
別名は素戔嗚尊(すさのおのみこと)。
氣比大神(けひのおおかみ)
氣比の「ケ」は食物を示し、「ヒ」は霊を示すとされていることから、食物を司る神様としてお祀りされています。
元明金命(げんめいこがねのみこと)
のちの元明天皇となった神様です。
埼玉県秩父市の聖神社にお祀りされている神様として有名で、和銅開称にゆかりがあることから、現在では金運向上や宝くじ当選のご利益があるとされています。
高龍大神(こうりゅうおおかみ)
龍神様を意味します。龍神とは、龍のような形をした神様で、水の神として信仰されています。また、龍は「竜神」とも書き、縁結びや安産、交通安全などのご利益があるとされ、多くの人々から信仰を集めています。
事解之男尊(ことさかのおのみこと)
伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)が吐いたツバを掃き払った際に誕生した神様とされ、掃き払うという行為によって誕生したことから、事態を収束させるご利益があるとされています。
事代主神(ことしろぬしのかみ)
事代主神は、日本神話に登場する神様の一柱で、国譲りの神話において主要な役割を担っています。事代主神は、神武天皇が即位し、神代の時代が始まる前に、天照大神が別天神(わかつきのかみ)たちに次々に天上から下ろした剣、勾玉、鏡などの三種の神器を授け、日本の統一を行うことを命じた神様です。また、事代主神は天照大神の孫にあたり、神武天皇の曾祖父にあたるとされています。事代主神は、日本の国家統一を象徴する神様として、多くの神社で祀られています。
己等乃麻知比売命(ことのまちひめのみこと)
「こと」は「事」や「言」を意味し、「まち」は「真知」を意味するといわれており、己等乃麻知比売命は「ことのままに願いをかなえてくれる神様」とされています。
この神様は、事任神社のみにお祀りされています。
金刀比羅大神(ことひらのおおかみ)
「金刀比羅大神」とは、古くから信仰の対象となっている神様で、主に縁結びや安産の神様として知られています。また、海上安全や商売繁盛の神様としても信仰されています。
金刀比羅大神は、伊勢神宮内宮の祭神である天照大御神の孫にあたる、少彦名命(すくなひこなのみこと)が、神刀「石切の霊剣」で鬼を退治し、その功績によって神格化されたとされています。金刀比羅大神を祀る神社は、全国に約1,000社あるとされており、各地に多くの信仰者がいます。
金刀比羅大神を祀る金刀比羅神社は、新潟市にもあります。この神社は、金刀比羅大神を中心に、弁財天、大黒天、恵比寿神などの神様を祀っており、縁結びや商売繁盛、開運招福などの願い事を叶える神社として親しまれています。また、この神社は、毎年4月に開催される「金刀比羅祭」が有名で、多くの人々が訪れることで知られています。
泉事解男命(ことわけおのみこと)
日本神話に登場する神で、イザナギとイザナミが黄泉の国で別れる際に、イザナギが吐いた唾から生まれた速玉男命(はやたまのおのみこと)を掃き清めた際に生まれたとされています。
悪縁切りや新しい縁結びの神様として知られています。
木花咲耶姫命(このはなのさくやびめのみこと)
大山祇神の娘で、姉神には石長比売(いわながひめ)がいます。
この神様は富士山信仰の対象となる神様で、世にも美しいその姿から、かぐや姫のモデルになったのではないかといわれています。
この神様はのちに瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の妻となりますが、たった一夜夫と過ごしただけで解任したため、夫から浮気を疑われます。
これに激怒した木花咲耶姫命は産室に火を放ち、その中で無事に3柱の男神を出産し、浮気の疑いを晴らします。
また、父親の大山祇神は姉神の石長比売(いわながひめ)も同時に瓊瓊杵尊と婚姻させようとしますが、石長比売の容姿は決して美しいとはいえず、瓊瓊杵尊は婚姻を拒否します。
実は、木花咲耶姫命は桜の花のように美しい容姿を持っているもののその命は短く、一方の石長比売は美しい容姿は持っていないものの永遠の命を持つという特徴があったのです。
そして、父親の大山祇神は美しさと永遠の命を瓊瓊杵尊に与えようとしたのですが、それを瓊瓊杵尊が拒否したため、天皇家は人間と同様短命の宿命を背負うことになったというエピソードがあります。
木花咲耶姫命は日本全国の浅間神社にお祀りされ、農業や航海安全、安産、子宝、火難除け、酒造繁栄などのご利益があるとされています。
五龍神(金龍神、黒龍神、白龍神、赤龍神、青龍神)
龍神は中国から伝来した神様だといわれ、主として水神としてお祀りされています。
龍神様は色によって守る方角があるといわれ、青龍様が東、赤龍様が南、白龍様が西、黒龍様が北となっており、金龍様はすべての方角の中心を守る存在とされています。
なお、龍神様は色によってご利益が異なるといわれていますが、すべての龍神様に共通するのは、降雨、五穀豊穣、金運・財運向上、健康長寿、病気平癒、縁結びとされています。
さ行
坂上刈田麿命(さかのうえのたむらまろ)
平安時代の武将で、現在の東北地方である蝦夷(えみし)を討伐したことで知られています。そのような理由から、坂上刈田麿命をお祀りした神社は東北地方のいたるところに点在しているといいます。
佐塚大神(さづかのおおかみ)
神奈川県茅ケ崎市の鶴嶺八幡宮近くにある佐塚明神社の主祭神。
猿田彦命(さるたひこのみこと)
神話に登場する神様で、「鼻が異様に長く背丈は2m。眼光は鋭くホオズキのように輝いている」と、容姿の特徴がかなりはっきり記述されていることが多いようです。
また、このような容姿から、天狗説や海外からの渡航設、太陽神などの諸説が飛び交うミステリアスな神様としても知られています。
この神様は、瓊瓊杵尊らの神様が※天孫降臨(てんそうこうりん)を行う際に、高天原から高千穂峰へ導いたとされています。
このことから、道の神や旅人の神といわれ、交通安全や厄除け、延命長寿、商売繁盛、開運など、多岐に渡るご利益があるとされています。
※瓊瓊杵尊が天照大神の神勅で葦原の中つ国をつくるために高天原から高千穂へ天降ったこと。
三宝荒神(さんぽうこうじん)
三宝荒神は、元々は中国の三宝老爺(さんぽうろうや)という神様が起源であり、日本に伝わったものとされています。三宝老爺は、中国の道教において、災いを払う神様として信仰されていた神様で、後に日本にも伝わって、荒神として崇められるようになりました。
疫病や災害の神として、感染症や自然災害の流行が起こった場合、その鎮魂のために祭られることが多く、新しい年の初めにも祭られます。また、商売繁盛、家内安全、病気平癒、交通安全、家族の和合など、さまざまな願い事にもご利益があるとされています。
塩釜大明神(しおがまだいみょうじん)
遠洋渡海、漁業水産を司る神様です。通称:庚申さんと呼ばれることもあります。別名は塩土翁神(しおつちおきなのかみ)。
鹽土老翁神(しおつちのおじ)
日本書紀に登場する潮の流れを司る神様です。
長老の神様で、人生を良い方向へ導く、開運招福、海上安全、延命長寿、安産守護、農業守護、製塩業守護、漁業守護などのご利益をいただけるとされています。塩竃神社の主祭神。
級戸辺命(しなとべのみこと)
伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)の息から誕生した神様で、級長戸辺命(しなとべのみこと)または級長津彦命(しなつひこのみこと)と称されることもあります。
この神様は風神といわれ、五穀豊穣、運気上昇、病気平癒、漁業・渡航守護などのご利益があるとされています。
級津彦命(しなつひこのみこと)
伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)の息から誕生した神様で、志那都比古神(しなつひこのかみ)と称されることもあります。
この神様は級戸辺命(しなとべのみこと)とともに誕生していますが、日本書紀によると級戸辺命は女神とされており、級津彦命と夫婦関係、あるいは級戸辺命が姉という説があり、2柱でお祀りされていることが多いようです。
寿老人(じゅろうじん)
中国の道教にルーツがある神様で、七福神の中の一柱です。長い髭を蓄えており、杖や桃を手に持っています。
延命長寿ヨヤ病気平癒にご利益があるとされています。
四大神(しのおおかみ)
多くの謎に包まれた神様で、1柱の神様なのか、4柱の神様をまとめてそう呼んでいるのかすらわかっていません。一説によると、土地に着く神様なのではないかといわれています。
比咩大神(しらやまひめのおおかみ)
別名は菊利媛神(くくりひめのかみ)と呼ばれ、「縁をくくる」ことから、恋愛や縁結びの神様とされています。
菅原道真(すがわらみちざね)
人間として日本国に生まれた人物ですが、幼少期から学問の天才で、政治家としても活躍したことからその功績をたたえられ、神仏化したといわれています。
通称”天神様”と呼ばれ、受験合格や文筆・学業上達、芸能上達、農業守護、病気平癒などのご利益があるとされています。
福岡県の太宰府天満宮が有名ですが、全国各地の天神様にもお祀りされています。
少名彦名命(すくなひこなのみこと)
身体が小さく、一寸法師のモデルになったともいわれる神様です。
少名彦名命は神産巣日神(かたむすひのかみ)の手の指の間から誕生したといわれ、のちに大国主命(おおくにぬしのみこと)とともに国造りをすることになるのです。
少名彦名命は国造りの最中に病で倒れますが、少名彦名命と大変仲が良い大国主命が心配し、手のひららに小さな温泉をつくって少名彦名命を湯あみさせたところ、病状はみるみる回復に向かったのだそうです。
このようなエピソードから、少名彦名命は医療や温泉の神としてお祀りされるようになりました。
少名彦名命は医薬や病気平癒、五穀豊穣、国土平安、酒造繁栄、産業興産、航海守護、漁業守護、縁結びなどのご利益をいただける神様として、全国の神社にお祀りされています。
須佐之男大神(すさのおのみこと)
伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)を父に、伊邪那美大神(いざなみのおおかみ)を母に持つ神様で、天照大神の弟神で、素盞鳴大神(すさのおのおおかみ)と称されることもあります。
伊邪那美大神は火之迦具土神(ひのかぐつち)を生んだ際に大やけどを負って亡くなってしまうのですが、母親を諦めきれない須佐之男大神は毎日大声で泣きわめき、とうとう伊邪那岐大神から追放されてしまいます。
そして天照大神がいる高天地に向かいそこに留まることを許されるのですが、傍若無人な振る舞いに天照大神が激怒、高天地までも追放されることになるのです。
そのご民家に立ち寄った須佐之男大神は、そこで老夫婦とヤマタノオロチの生贄に捧げられるという若い女性に出会います。
そして、ヤマタノオロチを退治する条件で娘を嫁にもらう約束を取り交わします。
須佐之男大神はヤマタノオロチに大量の酒を飲ませ、眠ったところで退治するのですが、その尾から入手した剣が、のちの三種の神器のひとつ、草薙の剣となります。
その後娘と結婚した須佐之男大神は、大変家族思いの神様となり、幸せに暮らしたということです。
この神様には、縁結び、五穀豊穣、厄除け、子孫繁栄、家内安全、商売繁盛、病気平癒などのご利益があるとされています。
崇徳天皇(すとくてんのう)
崇徳天皇は、日本三大怨霊の一人として有名な人物です。
妖怪や怨霊が神社にお祀りされていること自体に違和感を覚えるかもしれませんが、実は崇徳天皇はとても数奇な運命をたどった方だといわれています。
1150年に鳥羽上皇が崩御すると後白河天皇派崇徳上皇派に分かれて「保元の乱」が起こり、これに敗戦した崇徳上皇は讃岐に流されてしまいます。
その後、流罪になった土地で写経を行い、後白河天皇に送るのですが、後白河天皇はそれを写経とは思わず突き返します。
すると、それに激怒した崇徳上皇は舌を噛み切って写本に呪いの文語を羅列したといいます。
そして、崩御するまで髪と爪は一切切らず、夜叉のような姿で崩御、怨霊になったとされています。
怨霊というと怖い存在かもしれません。
しかし、崇徳天皇の本質は優しく、歌人として名を馳せるという一面もありました。
そして現在では、縁切りや良縁の神様として神社にお祀りされています。
底筒男命(そこつつのおのみこと)・中筒男命(なかつつのおのみこと)・表筒男命(うわつつのおのみこと)
伊弉諾大神(いさせなみのおおかみ)が黄泉の国から戻る際に行った禊の際、誕生した3柱の神様です。表筒男命(うわつつのおのみこと)は水の表面、中筒男命(なかつつのおのみこと)は水中、底筒男命(そこつつのおのみこと)は水の底からそれぞれ誕生したとされています。これらの神様は「住吉三神」と呼ばれ、大阪・住吉大社にお祀りされています。
た行
大黒天(だいこくてん)
七福神の1柱としてお馴染みの大黒天は、もともとはインド神話に出てくるマハーカーラがルーツとされています。
日本における大黒天は打ち出の小槌でお馴染みで、金運・財運アップや五穀豊穣、開運、出世などのご利益があるとされています。大国主命(おおくにぬしのみこと)と同神。
平将門
平安時代に関東地方で活動したとされる武将です。
承平・天慶の乱(935年-940年)で知られ、朝廷に反旗を翻し、関東の独立を宣言しました。しかし、最終的に討伐され、死後には怨霊伝説が生まれ、現在でも関東地方を中心に崇拝されています。
首塚も有名。
高淤加美神(たかおかみのかみ)
火産霊神(ほむすびのかみ)が父親の伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)に殺害された際に誕生した神様だといわれ、水を司ることから、雨ごいや五穀豊穣の神様としてお祀りされています。また、商売繁盛や夫婦和合などのご利益もあるとされています。別名は高龗神(たかおがみ)。
尊良親王(たかながしんのう)
後醍醐天皇の第五皇子。元弘の変で土佐に流されたと伝えられています。
高野御子大神(たかのみこのおおかみ)
丹生都比売大神の子供にあたる神様です・
また、弘法大師の前に狩人の姿で現れ、そのお使いである黒と白の犬が高野山に導いたことから「狩場明神」として知らています。
幸福のご利益をいただける神様です。
高御産巣日神(たかみむすひのかみ)
日本神話の初期に登場する神様ですが、残念なことに情報はほとんど見当たりません。
この神様は生成りの神様といわれており、万物生成や心願成就、農耕守護、延命長寿、五穀豊穣、無病息災、厄除け、開運招福、縁結びなどのご利益があるとされています。
多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)
多紀理毘売命(たきりびめのみこと)市寸島比売命(いちきしまひめのみこと)多岐都比売命(たぎつひめのみこと)は、3柱で宗像三神と呼ばれています。
宗像三神には航海安全や海上安全、大漁など、海にまつわるご利益があるとされていますが、商売繁盛や金運・向上などのご利益もあるとされています。
海にまつわる神様ということから、漁港近くにお祀りされることが多く、貿易に関わる方や漁師などを中心として信仰が広まったといわれています。
栲幡千々姫(たくはたちじひめ)
高皇産靈尊(たかみむすびのみこと)の娘で、栲(たく)は漆科の植物、幡は機織り機、千々(ちじ)は縮む様子を示すことから、機織の神様とされています。
この神様は、のちに天穂日命(あめのほひのみこと)と結婚し、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の母となります。
機織というと地味なイメージがあるかもしれませんが、機織でつくられた布は神様と交信するためになくてはならない存在で、神様に対する最高の贈り物とされていたようです。
この神様には、織物業守護、子宝、安産のご利益があるとされています。
田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)
多紀理毘売命(たきりびめのみこと)市寸島比売命(いちきしまひめのみこと)多岐都比売命(たぎつひめのみこと)は、3柱で宗像三神と呼ばれています。
この神様には、過剰安全、交通安全、豊漁、国家平安、商売繁盛、財産運向上、芸能上達などのご利益があるとされています。
建稲田種命(たけいなだのみこと)
建稲田種命は、日本神話に登場する神様で、農業神として知られています。彼は稲を育てる神であり、稲作に関する祭りや儀式において崇拝されてきました。建稲田種命は、日本神話に登場する神様で、農業神として知られています。彼は稲を育てる神であり、稲作に関する祭りや儀式において崇拝されてきました。
武雄心命(たけおこころのみこと)
日本の皇族で、武内宿禰(たけうちのすくね)の父親に当たります。生没年は負傷とされています。
建角身命(たけつぬみのみこと)
神武天皇の東征の際、一行を熊野から大和まで道案内したとされる神様で、八咫烏の化身として扇動したとされています・
またの名は八咫烏大神(やたがらすのおおかみ)といいます。
建沼河別命(たけぬなかわわけのみこと)
大彦命の子供で、四道将軍の1人として東海地方に派遣されたとされています。
また、大彦命は高志道に、建沼別命は東方十二道に派遣されましたが、2人が落ち合った場所が相津であったことが、現在の会津という地名の由来となっています。
建御名方神(たけみなかたのかみ)
日本神話に登場する神様で、天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)と天照大神(あまてらすおおみかみ)の息子である神であり、建御雷神(たけみかづちのかみ)とも呼ばれます。彼は、創造神としての役割を持ち、日本列島の造り手とされています。また、農耕の神でもあり、稲荷神社にも祀られています。彼は軍神としても崇拝され、戦いにおいて勝利をもたらす神として信仰されていました。
武内宿禰命(たけのうちのすくねのみこと)
政治補佐の大臣として、第12代から16代までの天皇に仕えたとされています。
また、この神様は360歳まで生きたとされており、健康長寿や開運、金運アップなどのご利益をいただけるといわれています。
武甕槌神(たけみかづちのかみ)
伊弉諾尊が迦具土神の首を切り落とした際に誕生した神様で、日本三大軍神とされています。
軍神であることから、武道守護や武道上達、国家鎮静などのご利益があるほか、安産守護や航海安全、厄除け開運、交通安全、延命長寿などのご利益があるとされています。
建御名方命(たけみなかたのみこと)
大国主命の御子神で、出雲の国獲りの際に武甕槌神(たけみかづちのかみ)に挑み、敗れたとされています。
敗北はしたものの、日本三軍神の1柱となり、武田信玄に推配されたことで知られています。
田中大神(たなかのおおかみ)
田中大神は多くの謎に包まれた神様で、一説によれば猿田彦大神と同一神ともいわれています。「田中」という文字が入っていることか、田畑の神ではないかという説もあります。
魂留産霊神(たまつめむすびのかみ)
人の魂を安定させる役割を持つ神様です。
玉依姫命(たまよりびめのみこと)
神武天皇の母親にあたる神様です。「たま」は魂を意味し、「より」は憑依を示すとされています。神に仕えることから、巫女を意味し、子供を宿すことが使命とされたという説があります。
足仲彦命(たらしなかつひこのみこと)
仲哀天皇を意味し、日本武尊の第2子とされていますが実在性は不明です。したがって、ご利益についても詳しいことはわかっていません。
足産霊神(たるむすびのかみ)
人の魂の活動を活性化させる役割を持つ神様です。
月読命(つくよみのみこと)
伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)が禊を行った際に誕生した神様で、月を司るといわれています。
また、月をツキと読むことで、運を引き寄せる神様ともいわれています。
恒良親王(つねながしんのう)
後醍醐天皇の第六皇子。元弘の変で但馬に流されたのち、建武元年に皇太子に即位しました。しかし、足利氏の離反に遭い、応戦したものの毒殺で命を落としたとされています。
天智天皇(てんじてんのう)
飛鳥時代に君臨した第38代天皇で、皇太子(中大兄皇子)時代に曽我氏を倒し、中央集権国家の樹立に貢献したとされています。
これが、日本史に残る「大化の改新」です。
徳川家康(とくがわいえやす)
徳川家康(とくがわ いえやす)は、日本の戦国時代から江戸時代初期にかけての武将で、江戸幕府の初代将軍です。
家康は、1543年に遠江国(現在の静岡県)に生まれました。1560年代に今川家の家臣として活躍し、その後、織田信長の家臣となりました。1575年の長篠の戦いで活躍し、1582年の本能寺の変で織田信長が亡くなると、後継者である信長の嫡男・織田信雄と和解して、東海地方の大名としての地位を確立しました。
その後、豊臣秀吉による天下統一に向けて、徳川家康は西上していき、1590年には小田原征伐に勝利し、東北地方を与えられました。1592年の文禄の役や、1598年の慶長の役にも参戦し、朝鮮半島や中国においても功績を挙げました。
1600年の関ヶ原の戦いで、徳川家康は西軍につく石田三成と戦い、勝利しました。その後、江戸幕府を開き、江戸時代が始まります。1603年には、天皇から征夷大将軍の称号を受け、全国を支配する大名としての地位を確立しました。
徳川家康は、江戸時代を通じて、幕府の政治・経済・文化の発展に尽力しました。また、キリスト教の禁教政策や、江戸幕府の形成に大きく貢献しました。家康の死後、家督は徳川秀忠に継承されました。
豊受姫命(とようけびめのみこと)
日本神話に登場する女性の神様で、食を司るといわれています。この神様は、伊邪那美命(いざなみのみこと)の亡骸から誕生した稚霊日神(わくむすびのかみ)の子供にあたる神様です。食を司ることから、五穀豊穣のご利益があるとされています。
豊玉比売命(とよたまひめのみこと)
日本神話に登場する女神で、神武天皇の父方の祖母に当たります。安産祈願、子宝祈願、育児祈願、後悔安瀬などのご利益をいただけるとされています。
な行
仲姫命(なかつひめのみこと)
応神天皇の皇后で、仁徳天皇の母親。
永山武四郎命(ながやまたけしろうのみこと)
鹿児島出身で、屯田兵設置に尽力した人物として知られています。
第2代北海道庁長官を務め、北海道開拓や産業の発展に努めたとされています。
鍋島直正命(なべしまなおまさのみこと)
医者の免許制度を日本で初めて取り入れ、確立した人物として知られており、天然痘根絶に尽力し、世にその名を知らしめたとされています。
瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)
天照大神の孫に当たる男神で、※天孫降臨の中心となった神様です。
天照大神は瓊瓊杵尊を天孫降臨に向かわせる際、八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)、八尺鏡(やたのかがみ)、天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)といった三種の神器を与えますが、これが現在の皇室の三種の神器となっています。
瓊瓊杵尊はのちに木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)と結婚をし、3柱の男神の父親となります。
この神様には、五穀豊穣、畜産振興、国家平安、家内安全、厄除け、財運・金運向上などのご利益があるとされています。
※瓊瓊杵尊が天照大神の神勅で葦原の中つ国をつくるために高天原から高千穂へ天降ったこと。
仁徳天皇(にんとくてんのう)
日本の第16第天皇。歴史的な文献がほとんど見当たらないことから、実在しなかったのではないかという説もあります・
大阪・堺市には、仁徳天皇の墓とされる仁徳天皇稜があります。
渟熨斗姫命(ぬのしひめのみこと)
名前である「渟熨斗」は、日本古来の伝統的な製紙技術である「熨斗(のし)」をかけた紙を湿らせて伸ばした状態を指し、神紋としても用いられています。渟熨斗姫命は、神楽を司る神として、儀式や祭典の際には必ずと言っていいほど参拝者や祭司たちに崇敬され、祈りや祝福を受けました。彼女はまた、農耕や漁業、商売の守護神としても信仰されており、人々から深く信仰されてきました。
野崎隠岐守綱吉命(のざきおきのかみつなよしのみこと)
徳川綱吉に仕えた戦国武将で、戦国時代末期に海賊から高島の島民を救ったと伝えられています。
この神様は佐賀県の「宝当神社」お祀りされています。
は行
白阿紫稲荷大明神(はくあしいなりだいみょうじん)
石川県・金澤神社などにお祀りされている神様で、商売繁盛の神様としてお祀りされています。
八大龍王
難陀(なんだ)、跋難陀(ばつなんだ)、娑羯羅(しゃがら)、和修吉(わしゅきち)、徳叉迦(とくしゃか)、阿那娑達多(あなばだった)、摩那斯(まなし)、優鉢羅(うはつら)の八柱の総称。金運アップ、学業成就、合格祈願、恋愛成就、縁結び、開運招福などのご利益があるとされています。
白蛇龍神(はくじゃりゅうじん)
火難・水難・災難除け・金運・商売繁盛の神様です。白蛇伝説は日本各地に点在しており、白蛇が出現した場所を龍神の地としてお祀りしている神社もあるようです。
埴山毘売神(はにやまひめのかみ)
火の神である火産霊神を出産した際、大やけどを負って亡くなってしまった伊邪那美大神の排泄物が化生して誕生した神様です。「はに」は土を意味しているため、五穀豊穣の神様として知られています。
また、陶器にも土が含まれているため、陶器にまつわる産業にもかかわりがある神様だといわれています。
速玉之男尊(はやたまのおのみこと)
古事記には記述がなく、日本書紀にのみ登場する神様です。
この神様の別名は熊野速玉男神(くまのはやたまのおのかみ)とされているという説と、別の神様という説がありますが、詳細については不明です。
速玉之男尊は熊野神社の御祭神としてお祀りされていて、国土平安、延命長寿、無病息災、開運招福、出世、商売繁盛、病気平癒、厄除け、盗難除け、縁結び、夫婦和合、子宝・安産などにご利益があるとされています。
八大龍王神(はちだいりゅうおう)
日本には古くから龍神信仰があり、八つの龍神(難陀龍王(なんだりゅうおう)、跋難陀龍王(ばなんだりゅうおう)、娑伽羅龍王(しゃがらりゅうおう)、和修吉龍王(わしゅきちりゅうおう)、徳叉迦龍王(とくしゃかりゅうおう)、阿那婆達多龍(あなばだったりゅうおう)、摩那斯龍王(まなしりゅうおう)、優鉢羅龍王(えはつらりゅうおう))八大龍王神(はちだいりゅうおう)の8柱をあわせて八大龍王神と呼びます。
龍神というくらいですから、水の神様ということになりますが、仏教の考え方では仏教の教えを守護する神様として捉えられているようです。
この神様は観音菩薩の守護神としても知られ、商売繁盛、富貴栄達、出世、勝負運上昇、厄除け、招福、恋愛成就、五穀豊穣などのご利益があるとされています。
彦多都彦命(ひこたつひこのみこと)
彦多都彦命は、狩猟の神として崇められ、猟師たちからの信仰が深く、豊かな獲物を得るための祈願や、狩りの安全を祈るために崇敬されてきました。また、軍事の神としても知られ、戦士たちからの信仰もありました。
彦多都彦命は、日本の武士道や武術、狩猟文化に深く関わっている神様であり、多くの人々から信仰されてきました。
彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)
瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)と木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)の息子で、木花咲耶姫命が夫に浮気を疑われた際、火を放った産室で誕生した三番目の男神です。
この神様は火折尊(ほおりのみこと)と称されることもあり、稲穂が頭を垂れる様を象徴しています。
つまり、農業の神様ということになりますが、そのほかにも、漁業守護や畜産守護、商売繁盛、航海安全、心願成就、開運厄除け、縁結び、子宝・安産のご利益もあるとされています。
一言主神(ひとことぬしのかみ)
大国主命(おおくにぬしのみこと)を父親に持ち、何事もひと言で言い放つ神様という解釈と、一言ですべてを聞き入れてくれるという解釈がある神様です。
この神様は、言葉を操る神様として知られていますが、すべて聞き入れてくれる万能のご利益があるともいわれています。
比止禰命(ひとねのみこと)
天湯津彦命の十世孫に当たる神様で、阿尺国造(あさかのくにのみやつこ)の名を受けて、未開の地だった安芸の国を開いたとされています。
日葉酢媛命(ひばすひめのみこと)
日葉酢媛命は、神話や伝承の中で、波や潮流を操る力を持っているとされ、漁師や船乗りたちからの信仰が特に深く、海上安全や豊漁を祈願するために崇敬されてきました。また、女性の美と健康を象徴する女神としても崇敬され、美肌や美髪の守護神としても信仰されています。
蛭子大神(ひるこのおおかみ)
伊弉諾大神(いざなぎのおおかみ)と伊邪那美大神の子供の神様で、えびす様としてお祀りされており、商売繁盛や家内安全を司るとされています。
福禄寿(ふくろくじゅ)
七福神でもお馴染の神様で、福=幸福、子孫繁栄、禄=身分、財産、寿=長寿という意味を持っています。
また、七福神の中には福禄寿とよく似た姿の寿老人もいますが、福禄寿が鶴を連れているのに対し、寿老人は鹿を連れているという違いがあります。
藤原長良(ふじわらのながら)
在原業平との恋愛でよく知られる高子の父親で、慈愛にあふれた人柄だったと伝えられています。常に民衆を慈しむ気持ちを持ち続け、高い徳を積んだことから、長良神社の御祭神としてお祀りされるようになりました。
千代田町には、「赤岩に棲みつき娘をさらう大蛇を退治した」という逸話が残っています。
経津主大神(ふつぬしのおおかみ)
日本書紀に登場する神様で、火之加具土神(ひのかぐつちのかみ)が伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)に首を切り落とされた際、その血が固まってできた神様の子供と記されています。この神様は刀剣の神様として知られています。
岐神(ふなどのかみ)
道中安全を司る神様です。また、牛馬守護や五穀豊穣、厄除けなどのご利益もいただけるとされています。
蛇窪龍神(へびくぼりゅうじん)
東京品川の蛇窪神社にお祀りされている神様です。
弁財天(べんざいてん)
七福神の中の1柱で、水を司る女神。
金運アップや財運アップをはじめとする、あらゆるご利益をいただけるといわれています。
火須勢理命(ほすせりのみこと)
彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)の兄神で、農耕の神として、土地や作物の守護神として崇拝されています。また、豊穣や繁栄、家族の安全や健康、商売繁盛、交通安全、学業成就など、様々な願いを叶える神としても信仰されています。火須勢理命は、慈愛と神威を持ち、人々を守り、福をもたらす神様として、多くの人々に親しまれています。
鉾宮大神(ほこのみやのおおかみ)
素戔嗚尊(すさのおのみこと)を御祭神としてお祀りしている鉾宮神社の御祭神です。
火雷大神(ほのいかづちのおおかみ)
雷神様に分類される神様で、降雨量を増やして大地を潤すほか、雷の脅威から守ってくれるご利益があります。火雷大神は全国各地にお祀りされていますが、特に落雷が多い地域の神社にお祀りされていることが多いようです。
火産霊神(ほむすびのかみ)
伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)と伊邪那美大神(いざなみのおおかみ)の間に誕生した火の神様で、火之迦具土神(ひのかぐつち)をはじめとする別名がいくつかあります。
この神様を生み出す際には伊邪那美大神が大やけどを負い、それが致命傷となって命を落としてしまいました。
しかし、妻への思いを断ち切れない父親の伊邪那岐大神は我が子・火之迦具土神に憎悪を抱き、ついには十拳剣で火産霊神の首を切り落として殺してしまうという悲劇が起こります。
このように悲惨な最期を遂げた火産霊神ではありますが、その亡骸からは正鹿山津見神(まさかやまつみ)、淤縢山津見神(おどやまつみ)、奥山津見神(おくやまつみ)、闇山津見神(くらやまつみ)、志芸山津見神(しぎやまつみ)、羽根山津見神(はねやまつみ)、原山津見神(はらやまつみ)、戸山津見神(ともやまつみ) という山をつかさどる神様が次々に誕生します。
火産霊神は火災除け強度守護などの神様として、全国の神社にお祀りされています。
別名は火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)。
誉田別命(ほんだわけのみこと)
誉田別命は、応神天皇を神仏化した呼び名で、八幡様の呼び名でも知られています。この神様はもともと武神として信仰されていましたが、戦後からは教育や縁結びなどの神様に変化し、全国の神社にお祀りされています。
ま行
前田斉広公(まえだなりながこう)・前田斉泰公(まえだなりやすこう)
前田斉広は金沢生まれの第12代藩主、前田斉泰は第13代藩主で斉広の長男。
宮中八神(御巫八神:みかんなぎはっしん)
皇室守護の8神を祀る神殿を宮中八神殿といい、神産日神(かみむすびのかみ)、高御産日神(たかみむすびのかみ)、玉積産日神(たまつめむすびのかみ)、生産日神(いくむすびのかみ)、足産日神(たるむすびのかみ)、大宮売神(おおみやのめのかみ)、御食津神(みけつかみ)、事代主神(ことしろぬしのかみ)がお祀りされています。
平安時代の宮中には御巫(みかんなぎ)という女性の神職者がいて、その中で最高峰に位置する大御巫(おおみかんなぎ)によって奉斎されたといわれています。
水分神(みくまりのかみ)
水にかかわりがある神様です。この神様は天水分神(あめのみくまりのかみ)と国水分神(くにのみくまりのかみ)という2柱の神様を意味し、伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)と伊邪那美大神(いざなみのおおかみ)の孫に当たります。
また、前者の神様は水を分配する神様、後者の神様は雨水の神様という違いがありますが、どちらも水の神様ということから、五穀豊穣などのご利益があるとされています。
水波乃売神(みずはのめのかみ)
弥都波能売神という文字であらわされることもある神様で、伊邪那美大神(いざなみのおおかみ)の排泄物から誕生したといわれています。
水を司る神様であることから、井戸の神や農耕の神として知られています。
また、安産や子宝、五穀豊穣、祈雨、止雨にご利益があるとされています。
道之長乳歯命(みちのながはちのかみ)
伊邪那美大神(いざなみのおおかみ)が黄泉の国から戻って禊を行う際、脱ぎ捨てた帯から誕生したとされる神様です。禊の際に誕生した神様であることから、穢れや疫病退散のご利益があるといわれています。
美穂津姫命(みほつひめのみこと)
高天原の高皇産霊命(たかむすびのかみ)の娘に当たる神様で、高天原から稲穂を持って降臨し、人々に分け与えたとされています。
この神様からは、五穀豊穣、夫婦和合、安産、子孫繁栄、音楽守護のご利益をいただけるとされています。
宮簀媛命(みやすひめのみこと)
日本武尊(たまとたけるのみこと)の妃で、熱田神宮の御祭神です。
この神様には縁結びや安産などのご利益や、厄払いにご利益があるとされています。
三吉霊神(みよしのおおかみ)
三吉神社にお祀りされている神様で、力、勝負、破邪顕正を司るといわれています。
この神様は、秋田県の山岳信仰から誕生したとされ、必勝祈願や勝利、商売繁盛のほか、技芸・武芸上達のご利益があるとされています。
明治天皇(めいじてんのう)
近代日本の礎を築いたとされる天皇。資本主義の発展に貢献するなど、明治国家の確立に尽力したとされています。
物部十千根命(もののべのとおちねのみこと)
物部十千根命は、農業が発展する前の時代から、農耕神として信仰されてきました。また、文化や芸術、学問の神としても崇敬され、日本古来の伝統文化の発展に大きな役割を果たしたとされています。
や行
薬師如来(やくしにょらい)
正式名は薬師瑠璃光如来(やくしるりこうにょらい)で、病気を治癒させて衣食住に豊かさをもたらすといわれる神様です。
この神様は死後の世界においての安らぎではなく、生きている現世で安らぎを与えてくれるといわれています。
眼病をはじめとする病気治癒、健康長寿、災難除去、安産、現世利益のご利益があるとされています。
八街比古命(やちまたひこのみこと)・八街比売命(やちまたひめのみこと)
集落や道に存在し、邪悪な神や悪霊などの侵入を阻止する役割があるといわれています。
日本武尊(やまとたけるのみこと)
景行天皇の第二皇子として誕生し、幼名には小碓命(おうすのみこと)、倭男具那王(やまとおぐな)があります。
この神様は男神でありながら女装すれば美少女と見まごうほどの美しい容姿をしていたといわれています。
16歳のときに父親から九州・中国地方、東国の平定を成功させたとされ、その功績を気に「たける」の名を受けたといわれています。
日本武尊は武神や農業神という神格を持ち、国土平安、五穀豊穣、商売繁盛、出世、開運招福、災難除け、交通安全、受験合格などのご利益があるとされています。
倭迹迹日百襲姫命(やまとととひももそひめのみこと)
古代日本の皇族で、第7代孝霊天皇の娘です。国の災いを鎮めたり、予知したとされています。
この神様からは、諸願成就、厄除け、家内安全、延命長寿のご利益をいただけます。
八幡大神(やはたのおおかみ)
誉田別命(ほんだわけのみこと)=応神天皇や、応神天皇の母親にあたる神功皇后や比売神(ひめがみ)を八幡三神と呼ばれています。
また、神社によっては応神天皇、神功皇后、仲哀天皇を八幡三神としてお祀りしていることもあります。
吉野坐大神(よしのぬにますおおかみ)
蔵王権現(ざおうごんげん)と呼ばれることもある神様で、日本独自の山巌仏教(修験道)の本尊です。
わ行
若年神
大年神の孫に当たる神様で、五穀豊穣を司るといわれています。大年神と同様の来訪神ですので、年神様と同様の神様と考えておいて問題はないでしょう。
稚霊日神(わくむすびのかみ)
伊邪那美大神(いざなみのおおかみ)が火之迦具土神(ひのかぐつち)を出産した際、火の神である火産霊神(ほむすびのかみ)を生んだことから伊邪那美大神は陰部に大やけどを負ってしまいます。
そして、口からは吐しゃ物を吐き、排泄物は垂れ流しの状態になりますが、このときの小便から誕生したのが稚霊日神だといわれています。
この神様は子孫繁栄や五穀豊穣、農業守護、健康向上、開運招福、災難除け、養蚕守護のご利益があるとされています。
椎日女尊(わかひるめのみこと)
日本書記に登場する神様で、斎服殿(いみはたどの=布を織る部屋)で織物をしている際、乱暴者の素戔嗚命(すさのおのみこと)が投げ入れた尻の皮を剥がれた馬に驚き、亡くなってしまいました。
この騒動により、天照大神(あまてらすおおかみ)が天岩戸に引きこもったとされています。
災いを遠ざけるご利益をいただけるとされています。
別雷大神(わけいかづちのおおかみ)
別(わけ)の名がつくことから、わけ=若いエネルギーを蓄えた雷神様で、雷のあとには五穀豊穣をもたらすという意味を持っているとされています。
少童神(わたつのかみ)
。伊邪那岐が黄泉から戻り禊をした際、底津綿津見神(そこつわたつみのかみ)、中津綿津見神(なかつわたつみのかみ)、上津綿津見神(ウワツワタツミノカミ)の三神が生まれ、この三神を総称して「うわつわたつみのかみ」と呼びます。


