年神様とは?
年神様とは、山から降りてきて幸せをもたらす神様とされ、「歳徳神(としとくじん)」や「お正月様」と呼ばれることもあります。
古い時代を生きた人々の間では、先祖の霊が山や田畑の神に姿を変え、年神様として子孫繁栄や五穀豊穣を見守る存在という解釈をしていたようです。
そして、年神様をお迎えして行われる行事がいくつも誕生したといわれています。
それでは早速、神社で受けたお札の意味や飾り方についてご紹介しましょう。
神社で受けたお札の意味と祀り方

神社を初詣で訪れた際、多くの方は神社からお札を受けますよね。
お札には、伊勢神宮のお札(神宮大麻)、氏神様のお札、伊勢神宮や氏神様以外のお札に分類されています。
また、それぞれのお札には神様が宿るといわれ、自宅や会社などにお祀りすることで、お札を受けた歳の厄を払うご利益をいただけるとされています。
ここで気になるのがお札のお祀り方法ですが、神棚がある場合では、日本の最高位の神社・伊勢神宮のお札を中央にお祀りし、右側には氏神様のお札、左側にはその他の神社のお札をお祀りします。
一方神棚がない場合にはお札をお祀りする場所で迷うことがあるかもしれません。
その場合では、お札の表面が南向き、もしくは東向きになるようにして、目線よりも高い位置にお祀りすればOKです。
特に賃貸のマンションやアパートの場合では、神棚を設置できないことも珍しくありませんので、まずはお札の表面の向きに注意してお祀りしましょう。
なお、お札には神様が宿っているということから、1体、2体という数え方をします。
神札は神宮大麻だけではダメ?
上記ではお札のお祀り方法についてご紹介してきましたが、ここで持ち上がるのが「お祀りするのは神宮大麻だけではダメ?」という疑問でしょう。
お祀りするスペースにより、2体、3体とお札をお祀りできないこともあるでしょう。
この場合では、神宮大麻のみ、氏神様のお札のみというように、1体だけのお祀りでも問題はないとされています。
お札は毎年新しくするもの?
基本的に、お札は年の初めに新しいものに変えましょう。
そこには、より新しい力や生命力を神様からいただくという意味が込められています。とはいえ、初詣に訪れることができなければ、そのままお祀りしていても問題はありません。
私事になりますが、2021年は例のウイルスの蔓延が心配で、初詣には訪れませんでした。その神社は氏神様ですので、どうしても初詣に訪れたかったのですが、初詣で感染したり感染させたりしたのでは、自分にも他人にも申し訳ない気持ちになってしまいます。
そのような理由で、2年間お札を変えずに過ごしましたが、特に災いが起こるようなことはありませんでした。
これはあくまでも私個人の考え方ですが、お札が自宅にあることで神様とつながれるという気持ちがあれば、お札の新旧は関係ないように思います。
大切なことは、神様に敬意を払うということですので、ぜひ参考にしてください。
なお、遠方にある神社のお札も新年には新しく変えるのが望ましいとされていますが、その神社を訪れるのが難しいなら、神社に直接連絡をして、郵送に対応しているか確認してみてください。
その際に注意しなければならないのは、お寺や別の神社に返納しようとしないことです。
これはお守りと同様の考え方ですので、詳細についてはお守りの処分はどうする?やっぱり返納がベスト?をご覧ください。
この記事ではお守りの返納方法もご紹介していますので、お札や破魔矢も同じ方法で返納してくださいね。
同室内にお札と仏壇がある!これって大丈夫?
基本的には、お札と仏壇はそれぞれ別の部屋に分けるのが良いとされていますが、アパートやマンションの1Kや1DKの場合では、お札と仏壇が同じ部屋にあるということも珍しくはないでしょう。
この場合では、お札と仏壇が向き合っていなければ問題ないとされています。
なぜ向き合っているのが良くないのかといえば、お札に身体を向ければ仏壇に背面を向ける、そして、仏壇に身体を向ければお札に背面を向けることになるからです。
神様とご先祖は、どちらも敬わなければならない存在で、できることならせを向けたくはないものです。
そのような理由から、お札と仏壇が同じ部屋にある場合には、互いに向き合わないように注意する必要があるということなのです。
身内に不幸が…。初詣やお札を受けてもいいの?
お寺は仏教、神社は神道という違いがあり、喪中に考え方が異なります。
仏教も浸透も喪中期間は1年間となっていますが、忌中期間に関してはそれぞれに捉え方が異なります。
まず仏教ですが、仏教の忌中期間が約1年間であるのに対し、神道では忌中期間を50日間とし、忌中期間があければ、初詣に訪れたり、お札を受けたりしても良いとされています。
破魔矢の意味と飾り方

破魔矢とは、その文字が示す通り、「魔を破る」つまり、「魔を寄せ付けない」という意味合いを持つ矢です。
また、矢ということから「幸福や幸運を射止める」という意味合いもあります。
では、破魔矢はどのように飾れば良いのでしょうか。
破魔矢をお祀りする場所に決まりはない
破魔矢はお札と違い、どこにどのようにお祀りするという決まりがありません。一つだけ注意しなければならないのは、矢が天の神様に向かないようにお祀りするということです。破魔矢には向きがあり、羽がある側が上になりますので、上下を間違えないように飾りましょう。
なお、破魔矢は以下でご紹介する場所が一般的とされています。
神棚や床の間
神棚や床の間があれば、目線よりも高い位置を意識して飾りましょう。破魔矢に神様が宿っているという考え方はありませんが、破魔矢は神社の縁起ものですので、見下ろす位置に飾らないように注意する必要があります。
玄関やリビング
神棚や床の間がないなら、玄関やリビングなどの高い位置でも構いません。ただし、破魔矢の矢の部分がお札に向かないように注意する必要があります。
お札や破魔矢は目線よりも高い位置に!
今回は、お札のお祀り方法と破魔矢の飾り方についてご紹介してきました。お祀り方法や飾り方はそれほど神経質になる必要はありませんが、いくつかの注意点はあります。
お札は神様が宿る神聖なもの、破魔矢は魔を払うものという違いこそあれ、どちらも神社で受ける大切なものですので、大切に扱い、神様からのご加護をいただきましょう。


